

庶民的な紅茶として人気のあるレモンティーですが、意外と紅茶専門店などではなかなか見ることがありません。
茶葉の香りや味とあわせるのが意外と難しく、美味しく入れるためには、温度や茶葉選びにも気を使う必要があるんです。
紅茶にレモンを入れるだけの簡単な飲み物ですが、紅茶の香りを消さず、クリームダウンしやすいのが特徴です。透き通った水の色を保ったまま美味しいレモンティーを入れるためにはちょっとしたコツが必要なんです。
レモンのスライスを温かい紅茶に入れると、皮に含まれるオイルの成分が紅茶の中のタンニンと化合してまずい渋みを出してしまい渋みの強いレモンティーになってしまいます。しかし、白濁しないようにしっかり熱を取ってから冷やしたアイスティーに、レモンを入れれば白濁することはありません。また、精製された食用のレモンエッセンスをホットティーに加えれば、香りの良い綺麗な水色のホットレモンティーを作ることが出来ます。
紅茶にスライスレモンを入れたり、レモン果汁を入れて作るのが一般的ですが、レモンバームやレモングラスといったハーブを使ったものもあります。茶葉自体にレモングラスなどで香りをつけておけば、タンニンと反応して口に残る飲みにくい渋みが出る事もありません。こういったレモンフレーバーの紅茶葉を使えば、白濁しないホットレモンティーも簡単に作ることが出来ます。
レモンティーに使う茶葉には、レモンの香りに負けず独特の香りやコク、渋みを持った茶葉を選びましょう。ミルクティーに使われる、ダージリンやウバなどは味や香り、十分な渋みがあるのでこういった茶葉を使うのもいいですが、タンニンが多く含まれる茶葉は、レモンの成分と反応して渋みが出やすいので避けた方が良いでしょう。タンニンの少ないセイロンティーやキャンディのほか、ベルガモットで柑橘系の香りをかすかにつけたアールグレイもおすすめです。
